リオデジャネイロのイエス像は、キリストの愛をもって全人類を包み込む表現を与え、それは誰でも受け入れることができる柔らかい表現だ。クロスは正方形プランの隅に立っているとして、開いた腕の表現は45度の角度で広がることという包み込む姿勢はこの教会のフロアプランと一致している。
カーテンは古代の教会の重要な要素である。現代の教会でカーテンを導入することによって、固体壁に柔軟性のレイヤーを加え、それに色を変えることによっていろんな活動の雰囲気を作ることができる。
古いオルガンを捨てる予定されていますが、それを楽器だけ見えるのではなく、教会内のシンボリックな要素でもある。だからオルガン自体が使えないかもしれないが、今回の設計ではオルガンを解体し、フットペダル、ボタン、可動カバー、木板などの部分を細部に取り込んで、机、献金箱などを作り、古いオルガンに新しい生命を与える。